文系人材必見!作るAIと使うAIの使い分け

こんにちは!
IT企業に勤めて、約2年間でデータサイエンティストになったごぼちゃん(@XB37q)です!

このコラムでは、作るAIと使うAIについての記事を紹介しています。

AI時代におけるAIとのかかわり方2種類

AIに関連する職業代表的な職業名職務内容イメージ
作るAIデータサイエンティスト、データアナリスト・・・目的やデータに沿ってAIを構築する理系が多い
使うAIデータコンサルタント・・・目的に沿ってAIを使う・選別する文系が多い
AIに関連する職業概要

AIが発達したことで、シンギュラリティやDX(デジタルトランスフォーメーション)という単語を聞くことが多くなりました。大手IT企業や大手コンサル企業では、データを使う専属の部署が出来ていることもあります。そういった中で、AIに関連する職業は大きく区別して2つあると考えています。「作るAI」と「使うAI」の2つです。

今回は「作るAI」と「使うAI」について、紹介したいと思います。

作るAI

AIを作る3つの方法
AIを作る3つの方法

AIを作る技術や基盤はとても発達し、従来の技術と比べて簡単にAIを作ることができるようになっています。

現在のAI開発は大きく以下の3通りが存在します。

  • コードを活用したAI開発
  • GUIを活用したAI開発
  • 構築済みAIを活用

「コードを活用したAI開発」とは、pythonなどを用いたAI開発です。プログラミング言語の最低限の知識は必要になりますが、”keras”や”tensorflow”などインポートするだけで簡単にAIを作ることが可能になっています。

「GUIを活用したAI開発」とは、”Azure MachineLearning”や”SPSS Modeler”など、画面上のマウス操作で簡単にAIを作ることが可能になっています。また、サポートデスクが存在することも多いため、エラーが発生した場合はサポートデスクへ連絡することで、対応していただけることが多いです。

「構築済みAIを活用」とは、”Amazon”や”Google”の構築済みAIが挙げられます。使う場面によって使い分けが必要ですが、一定の精度や導入が簡易的ということが特徴になります。

作るAIに必要なAIの流れ
作るAIに必要なAIの流れ

次に、「AIを作る人」の職務内容です。主にデータの前処理、モデルの構築、精度検証を担当します。この3ステップが主にコードやGUIを活用したモデル構築に携わるからです。しかし、このステップだけが出来ればいいということではありません。AIプランニングから実行までの全てのステップを一人で担当する人もいます。

作るAIに必要なAIの流れについては、別のコラムで紹介しています。

使うAI

使うAIに必要なAIの流れ
使うAIに必要なAIの流れ

今の時代には、必ずしもAIを作る人だけが求められているのではありません。AIを作るツールが発達していくに加え、自動でAIを構築するツールも開発されてきています。将来は、AIを作る人は限りなく少なくなり、どのようにAIを使うのかを考える人が重要になると思います。

では「AIを使う人」はどのような仕事を進めるようになるのでしょうか。「AIを作る人」がAIを構築することを仕事とするならば、「AIを使う人」はAIを構築する以外のことはすべて仕事となるでしょう。

AI開発のステップ内容の例
AIプランニング(What)何が課題なのか
(Who)誰のためにAIが必要なのか
(Where)どこでAIを使うのか
(When)いつどのタイミングでAIを使うのか
(Why)なぜAIを使う必要があるのか
データの準備どのようなデータが必要なのか
実際にAI開発が可能なデータなのか
どのようにデータを入手するのか
実行(How)どのように使うのか
AI開発のステップとその内容

例えば、AIプランニングの段階では、5Wを意識して開発するAIを検討することが考えられます。どのように誰がなぜ使うのかなどを検討します。このAIプランニングが上手にできない場合は、後のデータの前処理やモデル構築のステップでどのように作ればよいのかが分からなくなるため、とても重要なステップです。AIの概要などのAIスキルに加え、特に人との円滑なコミュニケーションを行うビジネススキルが重要なスキルになってきます。

また、データの準備では、実際にAI開発が可能なデータなのかの判断を行うことや、どのようにデータを入手するのかを検討します。

そして、最後に実行のステップです。開発したAIが実際にビジネスへ役立てることができるかを確認します。

まとめ

AIを作る環境は、プログラミング言語やツールが発達しているおかげで整っていると言えますが、AIを使う環境は、整っていないと思います。現在はAIそのものがビジネスに直結している事例は多くなく、どのように使っていけばいいのかが分からない人が多いことが、AIを使う環境が整っていない理由の1つだと思っています。

このコラムを読んだあなたは、自分の得意不得意や興味を踏まえて、どのようにAIと関わっていくかを検討いただければと思います。

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